Column

皮膚科医のコメント

  • 皮膚科医による"ゆらぎ肌"とは

    今回、バランシングマスクを作るにあたって定義のない”ゆらぎ肌”について皮膚科医の圓山 尚先生にお話を伺い原因や症状を分析し商品開発をいたしました。
    圓山先生に改めて「ゆらぎ肌とは」「正しいスキンケアについて」お話をいただきましたのでご紹介いたします。

    ゆらぎ肌に対して。正しいスキンケアに対して ゆらぎ肌とは-
    朝起きたとき、なんとなくいつもより肌がくすんでいる、クマがひどい、どことなくハリがない。いつもはできないはずのニキビができてしまった…この様な肌のゆらぎを経験したことがある方は多いのではないでしょうか。
    ゆらぎ肌とはハリやキメの乱れやくすみなど、ちょっとしたことから湿疹やニキビなどの病気も含めて、ネガティブな変化をきたしやすい肌をいいます。
    日々診療にあたっていますと、「時々アゴ周りにニキビができるだけだったのが最近は頬にも出てくるようになりました。」「いままでなんともなかったのに最近目の周りがヒリヒリして、普段の化粧水がしみるようになってきました」など肌のゆらぎをよくみかけます。
    医学的な治療が必要な肌のゆらぎがこれだけ多いならその前段階のちょっとしたゆらぎがもっと多いのは言うまでもなく、僕自身も日々肌のゆらぎを感じています。
    「ゆらぎ肌」という言葉は正式な医学用語ではありませんが、最近よくみかけるようになったこのゆらぎ肌の原因やスキンケア対策についてご説明します。

    ゆらぎ肌の原因 肌に影響を与える要因を大きく2種類に分けると以下のとおり。

    【内因性要素】
    ・食事の偏り ・睡眠不足 ・ストレス ・メイクの落とし忘れ ・生理
    【外因性要素】
    ・紫外線 ・乾燥 ・微粒子(花粉など) ・マスクなどの物理的な刺激 ・汗

    自分自身のホルモンやストレスなど内因性のものは自分の生活習慣を見直しましょう。外因性のものは予防やスキンケアが重要になります。
    日々、ゆらぎの原因にアンテナをはることで安定した肌を手に入れましょう。

    ゆらぎ肌のスキンケア方法 肌に良くないと思いつつ、ついつい深夜まで飲んでしまった、メイクを落とし忘れた、日焼け止めを塗り忘れた…なんてことは日常茶飯事ですよね。生理前の肌荒れや人付き合いなど、自分でどうしようもないこともあるかと思います。常に調子のいい肌を保つためには日々さらされる様々な肌ストレスを回避し、受けてしまったダメージは正しいスキンケアでその日のうちに回復させてあげることが重要です。自分の肌の状態を考えず、なんとなく化粧水や乳液をつけていないでしょうか?この機会に正しいスキンケア方法を身につけましょう。

    スキンケアの入り口、洗顔 まず、32~38℃くらいのぬるま湯で大まかな汚れを落とします。
    初心者は泡洗顔がおすすめ。皮膚をこすらずに済み、汚れも効率よく洗い落としてくれます。
    洗顔で皮脂を落としすぎれば今度は乾燥してしまうため、皮脂分泌の多いTゾーンや鼻周りから撫でるように洗います。目元や頬、フェイスラインなど皮膚の薄い部分は後にしましょう。
    2分程かけて洗った後は、ぬるま湯ですすぎ残しが無いように洗い流します。

    よくやってしまうNGポイント 1.ゴシゴシこすっている
    スキンケアのいかなる時も摩擦は厳禁!肌を傷つけ、湿疹やシミ・くすみの原因となる可能性があります。

    2.2~3分以上かけて洗顔している
    洗顔は肌の余分な皮脂や汚れを落とすことが目的。長時間の洗顔は皮脂を落としすぎて逆に肌にある保湿成分が流れ出てしまいます。

    3.冷水もしくは熱いお湯で洗っている
    冷水では皮脂はなかなか溶けないため、せっかく洗顔料を使っても角栓は取れません。一方熱いお湯にすればよいかというとそうではありません。熱いお湯は皮脂をとりすぎてかえって乾燥してしまいます。お湯の温度は32~38℃くらいを目安としましょう。

    4.十分に泡立てない、泡が粗い
    泡は細かく、なめらかな程汚れをしっかり包んでくれます。また弾力のない粗い泡では直に肌をこすってしまいがち。十分に泡立てましょう。

    たかが洗顔、されど洗顔。しっかり汚れを落とす一方で、皮脂を落としすぎないというのは難しいかと思いますが、ここがスキンケアの要となります。

    意外と侮れない!化粧水の役割 肌は内部に天然保湿因子などの保湿成分を含み、その上に皮脂膜がフタをしている、という構造になっています。
    これを模して、保湿剤は肌に水分を与える「モイスチャライザー」と肌に与えた水分が蒸発しないように蓋をする「エモリエント」に分けられています。
    モイスチャライザーは化粧水、エモリエントはクリームやオイルにあたります。
    最初に化粧水を使い、次にクリームやオイルを使用してしっかり水分を逃さないようにしましょう。
    化粧水だけではすぐに水分が抜けてしまいますし、クリームやオイルだけでは混合肌の様なテカリはあるものの、どこかハリのないごわついた肌になってしまいます。
    面倒臭がらずにちゃんとこの2つを使い分ける必要があります。

    化粧水の正しい塗り方 化粧水を手を手のひらに取り肌全体になじませるように塗ります。化粧水を付ける前と比べて少しだけハリが出たような感覚があれば十分です。コットンの是非についてよく話題となりますが、大きく違いはありません。

    やってしまいがちなNGポイント ・お肌をたたく、手で押し込むように塗る
    肌に対する刺激は全てシミ・くすみのもととなります。化粧水はお肌にのせるようになじませましょう。

    ・長時間のパック(コットンパック)
    外 → 内に保湿成分が浸透する、ということは当然その逆も起こるということです。基本的に水はより乾燥した部分に移動するため、パックが乾きはじめているのに気づかず、そのままにしていると今度は肌から水分が漏れてしまいます。
    もったいないと思って、ついついパックが乾ききるまでやっていませんか?パックが乾き始めたらすぐにやめるのがキモです。

    ・肌を持ち上げるように塗る
    化粧水にはリフトアップ効果はありません。基本的に皮膚の表面を保湿するに留まりますので無駄に皮膚を刺激するのは止めましょう。シミやくすみの原因となる可能性があります。

    化粧水はスキンケアの入り口です。1回で劇的な効果は実感しにくいものの、そこに確かな役割があります。自分のお肌との付き合いは今後、数十年と続きます。毎日歯を磨くように大切にケアしてあげましょう。

    エモリエント(乳液、クリーム、オイル) 乳液やクリーム、オイルは使う目的や役割は同じですが、含まれる水分や油分の量に違いがあります。 乳液は水分が多くクリームは油分が多いので、乳液はサッパリ、クリームはこってりとした使用感で、オイルはすべて油分から構成されているため、やや肌に残るように感じると思います。

    保湿力が高いのはどれ? エモリエント剤の中では保湿効果だけを考えると油分が多いオイル>クリーム>乳液の順に効果が高いです。
    乾燥肌の人はオイルやクリームを。夏場で汗をかいてべたつきやすい場合は乳液を...といった風に肌質や季節で使い分けるのもオススメです。

    ゆらぎ肌をサポートするおすすめアイテム
    「as isバランシングマスク」
    1日の間にうけた肌ストレス、ダメージを眠っている間に修復してくれます。

    Lavender<inner dry>

    スクワランとハチミツによる高い保湿力で乾燥した肌をリセット。
    ストレスホルモンであるコルチゾールは肌を乾燥させたり、コラーゲン産生を抑制してしまうことが確認されていますが、ラベンダーがこれを抑制して身体の中から潤いをもたらしてくれます。キウイエキスにはくすみの元であるメラニンを溜め込み、分裂が遅くなった細胞を活性化して色素ごと排泄してくれる作用があり1段明るいお肌をサポート。
    ストレスが多い、乾燥が強い方は身体の中からもしっかりサポートしてくれるLavenderがおすすめです。

    詳細を見る Sage<damage dry>

    スクワランによる保湿はもちろん、高い抗炎症作用を持つセージとカンゾウ根エキスを配合。紫外線やエアコンに長時間さらされる、ニキビや赤ら顔、敏感肌の方はしっかり炎症を抑えてくれるSageがおすすめです。

    詳細を見る いかがでしたでしょうか?
    今回ゆらぎ肌の原因やスキンケアについてご紹介しました。私たちはスキンケア商品の成分や価格にばかり目がいきがちですが、何気ない生活の中にゆらぎの原因がかくれています。避けることができるものは避けて、受けてしまったダメージは正しいスキンケアでその日のうちに修復することが大切です。ゆらぐことのない、絶好調な美肌を目指しましょう。